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| ソフトテニスが大好きで一生懸命練習してきたラケッタ君とボルッタ君、いよいよ夏の大会で個人戦(ダブルス)にでることになりました。でも、少し困ったことが… それは、試合方法がまだよく理解できていないことと大会での審判が選手による相互審となっていることです。 今までは上級生に教えてもらいながら、練習試合や審判をしていたけど、二人だけでできるのか、とても心配になってしまいました。 でも、覚えてしまえば大丈夫。今日から一緒に勉強しようね! |
| ソフトテニスの試合には、2対2で行うダブルスと1対1で行うシングルスがありますが、小学生の試合ではほとんどダブルスとなります。 ダブルスには、個人戦と団体戦 がありますが、今回は個人戦を中心にお話ししていきましょう。 |
| ラケッタ: | 「マッチ」って火をつけるのに使う…。 |
| ボルッタ: | 試合を始めるとき、セブンゲームマッチプレイボールっていうから、「マッチ」は、1試合の全体を言って、「ゲーム」はその中の試合? |
| ボルッタ君、よくわかっているね。 セブンゲームマッチというと、7つのゲームで勝敗を決める試合のことで先に4ゲームを取ったペアが勝者になります。マッチのなかのそれぞれのゲームは、4ポイントを先取したペアが、そのゲームを獲得することになります。 ただし、お互いに3ゲームずつ取って同点の場合は、次のゲームを「ファイナルゲーム」として7ポイント先に取ったペアが勝者となります。 マッチは、一般に7ゲーム又は9ゲームで行われますが、そのほかにも3ゲーム、5ゲームなどの短いゲーム数や、セットマッチ、ポイントマッチといった方法で行われる場合があります。 |
| ラケッタ: | 「デュース」だよ。 |
| ボルッタ: | 「デュース」になって、そのあと先に2ポイントを続けて取ったペアがそのゲームをとれるの。 |
| ラケッタ: | でも、「デュース」になって、僕たちが先に1ポイント取って、その次に相手が1ポイント取ったら「デュースアゲイン」になるんだよね。 |
| 二人とも大正解。「デュース」になって、先に1ポイントを取ったペアはアドバンテージとなり、続けてもう1ポイントとれば、そのゲームを獲得します。 お互いに1ポイントずつの場合は、「デュースアゲイン」となり、どちらかのペアが先に2ポイント続けて取るまでデュースが続くことになります。 また、先に1ポイントを取ったペアが、サービス側(サーバー)であれば「アドバンテージサーバー」、レシーブ側(レシーバー)なら「アドバンテージレーシーバー」といいます。 |
| ラケッタ: | サービス側のポイントから数えるんだよね。だから、僕たちがサービス側で、ポイントが2−0でリードしていれば「ツーゼロ」だよね |
| 正解。ポイントは、サービス側(サーバー)を基準にして数えます。 サーバーが先に1ポイントを得たときの1−0は「ワンゼロ」、レシーバーが先に1ポイントを得たときの0−1は「ゼロワン」と数え、ポイントカウントを審判がコールします。 ただし、3−3となったときは「デュース」とコールします。よくポイントカウントで「スリーオール、デュース」とコールする人がいますが、これは間違っているので気をつけましょう。 また、次のゲームを開始する前にいう「ゲームカウント」もサーバー側からいいます。1−0でサーバー側が勝っていれば、正審は第2ゲームの開始の合図として「ゲームカウント、ワンゼロ」とコールします。正審がコールする前にサービスをしないように気をつけようね。 |
| ラケッタ: |
第1ゲームが終了したら「ゲーム」「チェンジサイズ」といって、サイドとサービスとレシーブを交替し、第2ゲームが終われば「ゲーム」「チェンジサービス」でサービスとレシーブの交替、第3ゲームが終われば、「ゲーム」「チェンジサイズ」でサイドとサービスとレシーブの交替だよね。 |
| ボルッタ: | 簡単にいうと、サービスとレシーブは1つのゲームが終わるたびに交替し、5ゲームマッチだったら、第1ゲームと第3ゲームの後に「チェンジサイズ」でコートを変わるんだよね。 |
| ほぼ正解。ボルッタ君が言うように、サービスとレシーブは1つのゲームが終了するごとに相手ペアと交替して行い、サイドは奇数ゲームが終 了するごとにチェンジします。 つまり、5ゲームマッチの場合は、 第1ゲームの終了 「チェンジサイズ」 サイドをチェンジし、サービスとレシーブのチェンジ 第2ゲームの終了 「チェンジサービス」 サービスとレシーブのチェンジ 第3ゲームの終了 「チェンジサイズ」 サイドをチェンジし、サービスとレシーブのチェンジ となります。 ただし、第4ゲームの終了時点でお互いに2ゲームずつ取り同点の場合は、 次のゲームを「ファイナルゲーム」といい、サービスとサイドのチェンジの仕方が少し変わります。 (5ゲームマッチのファイナルゲームにはいるとき正審は、「ゲームカウント、ツーオール、ファイナルゲーム」とコールします。) ファイナルゲームでは、両チームの各選手が2ポイント交替でサービスをし、サイドチェンジは最初の2ポイント終了後とその後の4ポイント終了ごとにします。 第4ゲームをレシーバ側で終了したラケッタ君(@)とボルッタ君(A)のペアをAとし、対戦相手のペアをB(BとC)としてで考えて見ましょう。 まず最初の2ポイントは、ラケッタ君達のペアAがサービスを行いますが、この場合のサービスは、@・Aのいずれかのプレーヤが行うことができます。また、同様に3ポイント、4ポイント目は、対戦相手BのペアB・Cのいずれかのプレーヤがサービスを行うことができます。その後は、5ポイント、6ポイントをAのペアの@・Aのまだサービスをしていないものが、7ポイント、8ポイントはBのペアのB・Cのまだサービスをしていないものが行うこととなり、以後のサービスの順序は変えることはできません。 仮にAの@、BのBがそれぞれ最初のサービスをするとした場合は次のとおりです。 ・第1、2ポイント…Aの@がサービス <サービスとサイドをチェンジする> ・第3、4ポイント…BのBがサービス (サービスをチェンジする) ・第5、6ポイント…AのAがサービス <サービスとサイドをチェンジする> ・第7、8ポイント…BのCがサービス (サービスをチェンジする) ・第9ポイント以降は第1〜8ポイントを繰り返します。 |